扁桃炎と掌蹠膿疱症の関係性
OKサインをしている看護師
ウィルスの人形

扁桃炎から胸肋鎖骨過形成症になることも

体調不良を訴えている女性

扁桃炎が発生するといろいろな病気が生じたり、合併することがあるので注意が必要です。
例えば急性扁桃炎の場合、風邪などを患うと扁桃腺が化膿し喉が痛くなり、高い熱などが出ることがあります。
これらの症状を急性扁桃炎と言いますが、繰り返すと反復性扁桃炎とも呼ばれています。
ウイルスなどによる喉の炎症やストレスによる刺激など、衛生状態の悪化や喉の細菌の乱れが原因となり扁桃腺の免疫力や抵抗力が低下することがあるので注意が必要です。
扁桃炎になると腫れや喉の痛みが酷くなり、溶連菌は大人の場合で20%検出され、子供の場合は30%検出されています。

喉の痛みが軽い場合消炎鎮痛剤を利用したり、うがいなどで対処することが可能です。
発熱を伴うようなら溶連菌に有効と言われているペニシリン系抗生物質が処方されています。
高い熱が出たり首のリンパなどが腫れて体がだるい場合数日間安静にする必要があり、入院したり抗生物質などによる点滴を受けることもあるでしょう。
年4回以上扁桃炎を繰り返すようなら、扁桃腺を除去する手術もおすすめです。

扁桃腺が関係している疾患はいくつかあり、扁桃病巣疾患に対して扁桃腺を取るのが有効的で症状を改善することができます。
この扁桃病巣疾患は扁桃自体ほとんど無症状だったり、軽い痛みがある程度ですがそれらが原因で扁桃から離れている部位に引き起こされる病気のことです。
いろいろな難治性の病気は扁桃病巣疾患によることが分かっています。

扁桃を除去することから多くの症状を改善することができ、まず医師が患者から正確な情報を得ることが重要です。
扁桃炎を繰り返していないか、炎症から酷くなる他の部位の病気があるかないかを確認していきます。
尿の異常を言われたことがないかや喫煙に関してチェックされますが、喫煙は術後の改善率をダウンすることもあるので注意が必要です。
炎症反応やASO値といった血液検査を行ったり、尿検査や細菌検査なども受けることができます。
検査から総合的に判断し手術するかどうか判断することが可能です。
手術することによって胸肋鎖骨過形成症などのリスクを抑えることができます。

胸肋鎖骨過形成症などが発生するので注意が必要です

扁桃には免疫に関連した細胞が集まっていて、1才までは細菌やウイルスの病原体が喉の奥や食道などに入らないようにしています。
1才以降になると免疫力が全身に獲得されるので、扁桃の役割はなくなっていきます。
扁桃病巣疾患を起こしたり急性扁桃炎などになることが多く、扁桃が腫れると睡眠時無呼吸症候群などの原因にもなるので注意が必要です。
子供の場合扁桃を摘出しても問題は起きません。

扁桃の状態が悪化するといろいろな合併症を起こすので注意が必要です。
例えば胸肋鎖骨過形成症の場合、胸骨や肋骨、鎖骨などに原因不明の異常骨化が起こります。
主な症状として胸肋鎖骨肥大部の疼痛などで、緩解や増悪を繰り返しながら進行することが多いです。
単独で発症するケースはあまりなく、ほとんどが掌蹠膿疱症を合併すると言われています。

扁桃を摘出すると胸部痛の改善に繋がり、高い改善率を誇ります。
掌蹠膿疱症の場合も皮疹が手掌や足蹠において起こる皮膚疾患で、扁桃を摘出すると高い改善率を得ることが可能です。
摘出手術した後に皮疹が悪化した場合や発症してから手術するまでの期間が短い場合も、皮疹の消失は早期に確認することができるでしょう。
このような病気に対して扁桃を摘出することは有効的な治療法と考えられます。
扁桃病巣感染症は難治性で長期にわたって多くの医薬品を服用することになるでしょう。

扁桃の手術を受けることによって短期間で症状の改善を見ることが可能です。
耳鼻咽喉科や頭頸部外科で手術を受けることができるので、胸肋鎖骨過形成症などで悩んでいるなら受診することをおすすめします。
日頃からのケアとして鼻孔を洗浄することが奨励されています。
水や生理食塩水などを使って鼻孔を洗浄することによって、細菌やウイルスを予防することが可能です。